Canon T90/FD 55mm F1.2/ND Filter8x/CENTURIA 200

F1.2のボケ具合にまだ慣れていないので、踏み込みが甘いというか、中途半端に離れた対象にピントを合わせてしまったため、いいボケが得られなかった一枚。地球岬の看板にピントを合わせて撮ったんだけれど、もう二歩くらい前に出ていれば意図していたボケになったかなと…反省
なぜF値の小さいレンズで開放で撮ったボケる写真に惹かれるのか、自分なりに考えてみると、たぶん老眼が始まったことによる影響も少なからずあるような…
老眼が始まってきて近いところにピントが合わなくなってきた、ため、無意識のうちに明るいところで物を見るようになっている自分に気がついたりして。つまり、明るい場所で、瞳孔が収縮すると(つまり絞りを絞っている)被写界深度が深くなるので、広い範囲にピントがあって見やすい。少し暗いところでは瞳孔が開く(絞り開放)ので被写界深度が浅くなり、ピントの合う範囲がシビアになってみづらい…ということは、常日頃、自分の目では絞りをできるだけ絞った形で世界を見ているわけで、絞り開放の被写界深度が浅い視覚の世界に惹かれる、自分にない世界に惹かれているのではないかと