フォトラマ Mr.HANDY

ようやく日差しの強い季節になってきたので、半年ぶりくらいでフォトラマ出動しました。こういう写真を撮っている自分を振り返ると、非日常に惹かれてシャッターを押しているんだなと思います。近所のマンションを取り壊しているのは知っていましたが、通りがかると、廃墟のようなその佇まい。「見慣れた自分の街じゃなーい」と写真を撮ることに。で、ファインダーをのぞきながら工事現場を撮れる隙間がなかったので、塀越しにノーファインダーで撮影。青い空と黄色い重機が偶然入って“イイ感じ”になりました。
久しぶりにフォトラマの写真を見ると、その独特のタッチ、イイ!。デジカメの写真と比べて、画素と画素の境界がアイマイというか、非ドット感というか、色の粒子がとろけるチーズのようにトロンと融けて隣どうしでくっついちゃった感じとでもいうか(この感じうまく伝わるかわかりませんが)、「このデジカメ、ウン万画素です!」みたいなクッキリ画像とは対極にある写真に、惹かれます。順光で撮れば、色もしっかりこってり出ますし(ポラロイドの彩度の低い独特の雰囲気とは真逆のアプローチ…)