宝くじ


OLYMPUS XA/Lomography COLOR NEGATIVE 100

年末になると宝くじのCMを頻繁に見かけるが、いまだにフィルムで写真撮っているってことは、毎年懲りずに宝くじを買っているのと同じ心理なんじゃないかと、ふと思い始めた。
フィルムをお金出して買って、現像にもお金払って、出来上がった写真のほとんどはスカで、たまに当たりの写真がある。ほとんどスカなのはわかっていながらお金つぎ込んでしまうところは、宝くじもフィルム写真カメラもほとんど同じ(デジカメは現像費ないし、スカは削除してしまえるから違うよね)。
スカじゃない写真を撮るため(いい写真を撮るため)にロジックがあるという意見もあるだろうが、宝くじを買う人にもロジックはあって、バラで買った方がいいとか連番がいいとか(絞りがどうのF値がどうの単焦点がどうの…)、あそこの宝くじ売り場が出るとか(ライカがいいとかツァイスがいいとか…)大同小異である。そのギャンブル性に無自覚なだけ根が深いかもしれない。あっ、だからレンズ沼とかライカ沼とか、その先に廃人コースが待っているのか…